◇オステオパシーについて詳しく
オステオパシーを説明するのは簡単ではありません。
それは、人間の体が科学では解明できないほど複雑なものだからです。
これまで先人のオステオパス達が、多くのアプローチ方法と概念を創り出してきており、” ただ一つのオステオパシー ” というものはありません。
こちらでは、オステオパシーの施術をご検討されている、あるいは、実際に施術を受けられた方のために、私が理解しているオステオパシーの説明をしていきます。
◆ スティル医師の遺した言葉
創始者のアンドリュー・T・スティル医師は、オステオパシーについて以下の様に記述しています。
” Find it , fix it , and leave it alone , the Nature do the rest . ”
(原因を探し出して、それを調整して、放置しなさい。あとは自然がやってくれます)
※『 it 』が示しているのは、健康な状態を妨げている原因のことです。
スティル医師が残している4冊の本はとても難解なのですが、上記の言葉に従って説明していきたいと思います。
◆「原因を探し出す(Find it)」
スティル医師は、「 必ずしも症状のある部分に原因があるわけではなく、原因は他の部分にあることがほとんどである。そして、現在の体の状態は過去に起きたことの結果である。」と述べています。
原因を探し出すために手の感覚を使って、体の中の様々なつながりをたどり、健康な状態を妨げている部位を探していきます。
『全ての細胞はつながりをもっている』
全ての細胞はつながりがあり、生命活動に伴う“動き“がありますので、体の中には様々なリズムがあります。
骨や内臓の大きな動きから、微細な動きまでを手の感覚で読み取っていきます。
具体的には健康でない部位というものは、抵抗感が強く、動きが鈍く、冷たくて、暗くて重い感覚があります。
また、人間は細胞だけで構成されているのではなく、細胞で構成された体に、その人が宿っていると私は考えておりますので、その人がこれまで経てきた精神的な道のりも可能な限り傾聴する事を努めるようにしています。
実際に優れたオステオパスほど、体の奥深くにあるトラウマを、、、、
、、、、か、それには手だけではなく、意識を使いながら、、、、
人体の数多くの細胞も本来1つの細胞が分かれて構成されていますので、全ての細胞は影響し合っていると考える、、、、
細胞一つ一つは動きは生命の中で常に動いており、細胞の集まりであるきかんや組織の、、、、、傾聴では、実際には、手だけではなく、意識も用いてその人全体から表現されている
◆「調整する(fix it)」
スティル医師は、体の『形と機能(form)と機能(function)』の関係性について繰り返し述べています。
とても哲学的で比喩が多く難解であるのですが、
『形は機能の結果であり、機能は形の結果である』ということになります。
つまり、体の機能を変えるためには体の形(あるいは体を構成する構造)を変える必要があり、体の形を変えるためには体の機能に働きかける必要があるということです。
ここが最も肝要なのですが、形と機能は分けることのできない一つのものだということなのです。同一。ここが生命の未だ解明されねいない領域であり、最先端の量子物理学で将来解明される部分だと私は考えねいます。
オステオパシーで行うことは、『バランスを取ること』です。形あるものに対しては、物理的に力をかけて、筋膜リリースとかで知名度、しかし、もっと奥ふかく。
バランスを取ることで、その人の自己調整力を
では、バランスを取るとは、一体何のバランスを取るのでしょうか。
◆「あとは自然がやってくれる(the Nature do the rest)」
人体には自己調整力(自然治癒力)が備わっており、健康になり続けようとする機能があることが前提としてあります。